ビニールノレン(のれん)
ビニールのれんは暖簾(のれん)を模したビニールシートによるカーテンで、シートが柔軟に動くので人の移動を阻害しないのが特徴です。


ビニールのれんのメリット
01
作業効率を損なわない
・透明シートの高い視認性でスムーズな安全確認
・柔軟性が高く、人やフォークリフトの通行もラクラク。
02
高いメンテナンス性
・シート1枚からの着脱が可能
・水洗いや交換などのメンテナンスもラクラク。
03
空調効果
・移動の際の空気の入れ替えを大幅に抑制できる
・必要以上に開かないので虫やほこりを防ぎます。
04
意外な恩恵
・厚いシートと重なり効果で防音・騒音の拡散防止。
ビニールのれんの基本構造
ハンガー付きのシートを1枚づつレールに吊り下げるだけの簡単構造です。
シートが痛んだ場合も一枚単位での交換が可能です。着脱も簡単で補修にかかる経費が削減できます。

レール
長さ1m

ハンガー付きビニールシート
幅200㎜・幅300㎜
ビニールのれんのシートには「タカシート」を使用しています(用途に応じ都度製作します)。
シート厚さは2mm・3mm、シート幅は200mmか300mmが主流となります。
ビニールのれんのタイプ
ビニールのれんには設置環境に合わせて2つのタイプのご用意がございます。
どちらの構造の場合でも、シートの固定方法は変わりませんのでシート交換の際の作業は変わりません。
取付施工が容易で、経済的なメリットも大きいです。

基本仕様
天井や壁面などに固定式のレールを設置するタイプで、短冊状のシートを複数並んだ状態でカーテンとして機能を発揮します。
よく利用される場所
・工場・倉庫・配送センター等の扉・間仕切り
・スーパーマーケットの店内など
・生鮮市場の扉・間仕切りなど
ワンポイント
スライド式カーテンよりも出入りが人や物品の移動の頻度が高い場所にお勧めです。利用が増えるとシートは傷みがちになりますが、場所を特定してその都度交換ができるので素早く補修できます。
ビニールのれん レールタイプ

基本仕様
通常、天井や壁面などに固定式のレールを設置するタイプののれん間仕切りの一部を、カーテンレール上で実装した、カーテンのような開閉スタイルでの利用もできる用にカスタマイズされたビニールのれんです。
よく利用される場所
・クリーンルーム
・コンピューター室
・化学薬品工場等の扉や間仕切りなど
ワンポイント
レールタイプのビニールのれんはビニールのれんの一部をカーテンのよう操作できるようにしたことで、大型機器の入れ替えなどの際にビニールのれんを巻き込んだりすることなくスムーズにな作業が可能です。なお、レールタイプのビニール間仕切りは2種類の操作方式があります。
【 可変レールタイプ 】
ランナー同士をアコーディオン状に連結するタイプの場合は、ビニールのれんを一括で一方の端に寄せることができます。
ビニールのれんがアコーディオンカーテンのように折り畳まれる際、シートの向きが横向きにかわるため、レールを中心にビニールのれんのシート巾分のスペースが確保できない場所には設置できません。※写真の例はこちらのタイプです
【 可動レールタイプ 】
ビニールのれんを設置したレール部分が動くことで吊り下げ式の板扉を操作するように操作をするタイプのビニールのれんです。
吊り下げ式の板扉と同様に動かしたビニールのれんが収まるスペースがない場所には設置できません。
ビニールのれん の 施工例

重機でのノレン開閉可能)

室内分煙の間仕切りにノレン取付

開口が狭い箇所にも取付可能

クリーンルーム等の間仕切りに取付

透明シートを利用した場合