ジャバラカーテン
特に間口が広く風の強い所には、ポールカーテンにジャバラを組み合わせたジャバラカーテンがオススメです。
ジャバラ式カーテンの種類
ジャバラ式カーテンには、ポールカーテンにジャバラ(エックスフレーム)をプラスした『ジャバラカーテン』と、より頑丈なトラス構造ポールにジャバラをプラスした『トラスジャバラ式カーテン』がございます。
どちらも工場・店舗等の外部に面した風の強い所に使用できるタイプです。
ジャバラカーテン

ポールカーテンにジャバラ(エックスフレーム)をプラスし、バタつきを防止、風の強い場所に設置できるように設計された間仕切カーテンです。落しピン仕様でレールを埋め込まなくても設置できます。防塵・防音・防虫・空調機の省エネに効果的です。開口部の高さは5m以下となります。 高さ5m以上の場合は、トラス式ジャバラ式カーテンをお勧めします。



内側から見た状態

落しピン仕様

落し受座
カーテンの固定に落しピンは1mピッチで使用します。
デメリット
高さが5m以上の開口部への設置には不向き
収納時にシートにジャバラが干渉する恐れあり
車両等の接触で芯材や落としピン破損の恐れ
メリット
芯材(ポール)+ジャバラの構造で風に強い
落しピン仕様で地表面にレール設置の必要なし
防塵・防音・防虫・空調機の省エネに効果的
先頭ジャバラカーテン

ポールカーテンは背が高くなるにしたがって連結部のポールの先端側に風の影響を受けやすくなるのが弱点です。その弱点を解消してくれるのが先頭ジャバラカーテンで、開口部の先頭ポールにジャバラ(エックスフレーム)を取り付けることで連結部の柱にかかる力をジャバラ全体で対応するので風による間仕切カーテンの開きを回避することができます。


トラス式ジャバラカーテン

トラス構造ポールにジャバラをプラスし、従来の一般間仕切りの弱さを克服。特に強風に対してシートのバタつきを抑えるよう設計された間仕切カーテンです。防塵・防音・防風・雨対策・空調機の省エネに効果的です。ガイドレール・ガイドローラー + 落しピン仕様で強風対策もバッチリです。 開口部の高さが5.5m未満の場合、ジャバラは1段。高さ5.5m以上の場合、ジャバラは2段となります。

ジャバラが1段の場合(高さ5.5m未満)

ジャバラが2段の場合(高さ5.5m以上)
トラス構造+ジャバラ(1段)


トラス構造+ジャバラ(2段)


トラスジャバラ式カーテン 強風対策設計
高さ条件 | 構造 | 基本仕様 | オプション仕様 |
---|---|---|---|
高さ5500㎜未満 | 1段ジャバラ | 落しピン仕様 | レール仕様可 |
高さ5500㎜以上 | 2段ジャバラ | 落しピン仕様 | レール仕様可 |

埋込レールとガイドローラー

落としピンと落としピン受け
デメリット
トラスが頑丈な代わりに重量がある
地表面のレールのマメなメンテナンスが必要
導入、設置に関してはややコストがかかる
メリット
トラス+ジャバラの構造で頑強なつくり
地表面にレールを設置し振れ幅を制限できる
高さが5m以上の開口部でも設置が可能