施工について

テント倉庫を導入する際、手続きと流れがどのように進むのかを簡単にまとめました。

テント倉庫等の導入の流れ

Step00

ご希望内容の整理

こちらはお客様ご自身で行っていただく前段階となります。予めお客様には、「何処に」「どういった目的で」「どんな大きさのテント倉庫等」を必要としているのかというご希望の整理・具体化をお願いしております。

※都市計画法の用途地区や自治体の条例等による規制の内容によっては建てられない場合がございます。

※テント倉庫等については風速荷重・積雪荷重の確認が必要となります。

※実際の建設が条件的に可能な場合、建設予定地の地盤調査が必要になります。

Step01

打ち合わせの実施

お客様のご希望が具体化された時点でお問い合わせをいただき、受け取った情報をもとに、当社とお客様の間で内容の確認とその他微調整を行い、実現に向けてのすり合わせを実施します。



なお、打ち合わせを通して、適宜必要となる要素の洗い出しやカスタマイズ内容の整理・ご提案をさせていただきます。

※防火地域などに該当する地域については、保管するものや地域区分によって制限や制約がかかります。

※建設するテント倉庫等の延床面積によって必要な消防設備などの内容に変更がかかります。

※当社対応範囲としては、ご要望に併せたテント倉庫等の設計、テント倉庫等の骨体の作成及び膜材の加工、テント倉庫等の施工がこれに該当します。地盤調査や地盤改良、基礎工事などは別個手配をお願いしているほか、建築申請に関する諸対応についてはお客様の方で設計事務所等と調整をいただくようお願いしております。

Step02

契約の締結

ご希望の場所にご希望の条件を満たすテント倉庫等が建てられることが確認でき、そのうえで概要のスケジュールや費用の見積もり、業務についての分担範囲などが確定した場合、正式な契約を交わします。

建築確認申請に必要な図面などについては、速やかに作成・提供させていただきます。

Step03

テント倉庫等の建設

建築確認申請後、検査を経て建築確認済証が交付された時点から工事が開始できるようになります。


基礎工事等の終わった施工現場で施工を行っていきます。

※施工の流れについては こちらからご確認いただけます。

Step04

利用開始

建築主が検査機関に建築物の検査をしてもらうための申請手続を行い、問題がなければ「完了審議の申請検査済証」が交付されます。「検査済証」が交付された時点をもちましてお客様の利用が可能になります。

以上がテント倉庫等の導入の際の当社とお客様との間で行われる調整〜施工の流れになります。

施工の流れ

テント倉庫の場合は特にですが、現場での施工は高所での作業が多く危険な作業が続くため、作業員は気が抜けません。
また、雨や強風、寒暖差なども作業能率を下げる要因になります。当社では十全な作業員の安全対策を講じながら、お客様にご満足いただけるよう、丁寧で迅速な施工を心がけております。

施工の流れ

なかなか見る機会のない施工シーン。
ここでは、全体の工程を写真で振り返り、工事の大まかな流れをご確認いただけます。

クレーンで吊上げ鉄骨を組み立てていきます

鉄骨の建方を行う前に位置の確認。床の養生を行います。


柱間に水平トラスを組みつけていきます。

鉄骨組立が終了したらシートを張っていきます

水平トラスの組付けが終わったら合掌トラス、流れトラス、受けトラスなどを順に組付けます。


最後に間柱・サッシ枠等取付ます。

シートを鉄骨にロープで編んでいきます

テント幕は面積の広いほうから順に屋根の頂点から裾に向け張っていきます。

天井~側面の幕の固定を終えたら、正面・背面の幕壁を張っていきます。

シート張り後出入口・窓等を取付けて完了です

膜壁を貼り終えてから、正面・背面、側面などの追加加工を行います。

サッシ・扉等取付完成です。